ゴム原材料と薬品を混ぜたゴム生地をシート状やゴム玉を成形し、比重試験を行う。
材料の配合や使用する薬品の種類を変えることで、基準を満たした製品が製造可能かどうかを見極めます。
材料研究室
見た目が同じゴムだが配合により大きく特徴が違う為、この試験で合格しないと生産ラインにゴム生地は移らない。
JISで決められた試験方法に則り、引張強度・引裂き強度・伸び変化率・老化試験・薬品浸漬試験など、様々な試験を実施する。
ゴムは長年使用すると経年変化により寸法だけでなく、摩擦によるゴム硬度の変化や油や薬品による物性の変化が発生する。この傾向を確認する事で製品の寿命予測を行なうことが出来る。
ゴムの劣化については、様々な原因によって変化する為、このようなデータを多くサンプリング新たな材料開発をする時の元データとなる非常に貴重な作業となる。
耐薬品性、耐熱性、耐寒性などお客様の様々な要求に対応するゴム材料配合開発も行う。
配合したゴムの熱劣化や薬品浸漬試験など要求された条件を合格した製品なのか社内で確認。
実際に使用される環境を技術研究棟にて試験機を設計製作し、様々な条件での試験を実施。ゴム材料と製品性能の両方を確認する。
製造工程の流れ